成約後インタビュー:佐藤代表(仮称) × 株式会社M&A Do 濱田


【導入】再会の挨拶とクロージング後の近況

濱田(M&A Do)
「佐藤代表、お久しぶりです。M&Aの成約からもう3カ月ほど経ちましたが、体調やお仕事の様子はいかがですか?」

佐藤代表(売り手企業代表・60代後半男性)
「おかげさまで元気に過ごしていますよ、濱田さん。クロージングの日はバタバタでしたが、その後落ち着いた頃から社員との顔合わせや取引先への挨拶回りなど、思いのほかやることが多くて。“第二のスタート”という感じで忙しくも充実した日々ですね。」

濱田
「会社の雰囲気はいかがでしょう? 社員さんたちにとっても大きな変化になったと思いますが、不安や戸惑いは出ていませんか?」

佐藤代表
「不安がゼロだったとは言えませんけれど、思ったよりスムーズに新体制へ移行できた気がします。買い手となった新オーナー企業(仮称:A社)がしっかり段取りをしてくれて、社員説明会も早めに開いてくれたし、設備投資や業務フローなどについても分かりやすく計画を示してくれました。
おかげで、私も“いきなり社長の座を明け渡した”というよりは、“サポート役として次世代を支えている”という感覚で気持ちが落ち着いています。」


【テーマ1】クロージング直後のバタバタと社員の反応

濱田
「クロージングが完了した直後は、佐藤代表としても心の整理が難しかったのではないでしょうか。何十年も携わってきた会社ですし、一言では言い表せない思いがあったかと思います。」

佐藤代表
「確かに。印鑑を押すときは複雑でしたね。“本当にこれで終わりなのか?”とか、“自分が社長じゃなくなるんだ”とか、いろんな感情が入り混じって。でも同時に、“これで社員たちを守れる、会社が生き残る道ができた”という安堵感も大きかったんです。
私はもう67歳ですし、いつまでも今まで通りの体力と気力を維持できるわけじゃありませんから。社員には私より若い世代が多いわけで、次の何十年を考えたら、早めに新しいオーナーのもとで会社を安定させるほうが得策だと信じています。」

濱田
「社員の皆さんには、クロージング後すぐに新経営陣との顔合わせや説明会を開いていただきましたよね。そのあたりの様子はどうでしたか?」

佐藤代表
「はい、A社の担当役員や総務・人事の方々が来てくれて、全社員を集めて説明をしてくれました。『これからはうちのグループ会社として一緒に頑張っていきます。雇用はもちろん継続しますし、設備投資も前向きに検討中です』と明言してくれたので、社員も安心したんじゃないでしょうか。
実際、説明会のあとに数人の社員が私のところに来て、『社長、本当に大丈夫なんですか?』と確認しにきたんですが(笑)、私が『大丈夫だ、これからは頼もしいバックアップがあるから、もっと伸びるぞ』と言ったら、みんなホッとした様子でしたよ。」

濱田
「そういう言葉を佐藤代表から直接聞けるのは、社員にとって大きいと思います。やはり長年トップを務めてこられた方の一声には重みがありますから。」


【テーマ2】買い手企業(A社)との新たな取り組みとシナジー

濱田
「今回、A社は同業の印刷会社ではなく、マーケティングやIT分野にも強みを持つ中堅企業グループでしたよね。実際に連携を始めてみて、どんなシナジーを感じていますか?」

佐藤代表
「そうなんですよ、最初は“まったく別業界”というわけではありませんが、印刷だけに特化している企業ではなかったので、ちょっと不安もありました。でも今は、そこが逆に面白い化学反応を起こしているように感じます。
例えば、紙のチラシやパンフレットだけでなく、WebデザインやSNS運用、動画制作といったところにもノウハウがあるので、“印刷の前後工程”をワンストップでサポートできる体制がつくれそうなんです。
うちの社員も印刷技術や製本作業には慣れていても、Web関連のノウハウはほとんどありませんでしたから、A社と協力することで新しい提案ができるようになる可能性が広がっています。」

濱田
「印刷会社がデジタルマーケティングやWeb制作に参入するのは、実はとても相性がいいんですよね。オフラインとオンラインを融合したプロモーションをトータルで提案できるので、お客様の満足度が上がりやすい。
クロージングの前からA社さんは『既存の印刷事業をさらに成長させたい』『地方拠点としての工場を存続させたい』と明言していましたが、実際そのとおりに進んでいそうで安心しました。」

佐藤代表
「はい。正直、買収されて“工場はすぐに閉鎖”なんてことにならないかという不安は少なからずあったんです。でも今のところ、A社はむしろ“この工場を核にして周辺地域もカバーしたい”と考えてくれているようで、今までは取りこぼしていた遠方のお客様にもアプローチできる体制を整えつつあります。
営業スタッフも『A社グループとのネットワークで全国案件を受注できるかもしれない』と嬉しい悲鳴をあげていますよ。」


【テーマ3】社員の様子と変化への適応

濱田
「社員の方々は具体的にどのような変化を感じているのでしょうか? やはり組織体制やルール面での変化などもあると思いますが。」

佐藤代表
「まず、人事評価や給与体系については大きな変更はありません。ただ、A社のグループ統一ルールを適用するために勤怠管理や残業申請のシステムが切り替わったり、経理ソフトを更新したりといったIT関連のアップデートが進んでいます。
最初は『こんなシステム、使ったことない』と戸惑いの声が上がっていましたが、研修やマニュアルがしっかりしているので、だんだん慣れてきていますね。若手社員はむしろ『今まで紙のタイムカードだったのがデジタル化できて助かる』と喜んでいます。
中には『パスワードの管理がめんどう』なんてぼやいているベテランもいますけど(笑)、そこは周りの若い社員がフォローしてくれています。」

濱田
「なるほど。業務効率が上がれば、長期的には社員の負担も軽減されそうです。あと、デジタル機器やソフトウェアの導入には費用がかかると思いますが、そのあたりはA社が投資してくれているんでしょうか?」

佐藤代表
「ええ、今回M&Aでグループ入りしたことで、A社から予算を出してもらえるようになりました。実は先月、老朽化が進んでいたオフセット印刷機を1台更新する話が進んでいて、社内のベテランオペレーターたちが興奮気味なんです。
『これで品質がもっと安定するぞ』とか、『インクの消費量を抑えられるモデルだからコスト削減も期待できる』なんて声が出ていて、こういう前向きな雰囲気は久しぶりですね。私自身も“やっぱり新しい機械はいいなあ”とワクワクしていますよ。」


【テーマ4】クロージング後の佐藤代表の役割と日常

濱田
「佐藤代表ご自身は、今はどのようなポジションで会社とかかわっておられるんでしょうか? M&Aの契約時に“しばらく顧問として残る”という話でしたよね。」

佐藤代表
「そうです。正式には“顧問”という肩書きで残っているんですが、実質は“相談役”みたいな形ですね。
社内の意思決定は新しく着任した社長と役員が行っていますが、顧客との引き継ぎや社員とのコミュニケーションサポートは私がフォローしています。特に大口顧客には長年の付き合いがあるので、私が間に入って『今後はA社のグループとしてやっていくから、安心してお任せください』と説明したり。
また、社内のベテラン勢から“新上司に直接言いにくいこと”なんかを聞き取りして、新経営陣に伝えたりもしています。いわゆる『橋渡し』役ですね。」

濱田
「大切な役割ですね。急激なトップ交代で混乱が起きるのを防ぐうえでも、佐藤代表の存在は大きいと思います。会社に通われる頻度や時間はどれくらいなんでしょう?」

佐藤代表
「毎日フルタイムというわけではありません。週に3~4日、午前中だけとか、午後だけとかの形で顔を出しています。最近、孫が生まれたので、家族と過ごす時間も作りたいですしね(笑)。
ただ、急ぎの案件があればそれに合わせて出社しますし、新経営陣から呼び出しがあれば駆けつけるようにはしています。今までみたいに24時間『社長』として常に気を張っているわけじゃないので、体力的にも精神的にもだいぶ余裕を感じますね。」

濱田
「良いバランスですね。60代後半で、まだまだお元気なうちにM&Aを実行し、こうして“ソフトランディング”する形は理想的だと思います。佐藤代表も少しプライベートの時間が持てるようになったとのことですが、どのように過ごしていらっしゃるんですか?」

佐藤代表
「それがまだバタバタで、ゴルフや趣味の旅行なんかも行けてはいないんですが、これから徐々に予定を立てようと思っています。特に孫の顔を見に行く機会が増えると嬉しいですね。
あと、健康のために週末はウォーキングを始めました。少し距離を歩くだけで気持ちがリフレッシュされますよ。社長時代は“いつトラブルが起きるかわからない”と気が張っていましたが、今はほどよい距離感で会社に関われるので、少しずつ自分の身体をいたわる時間も取れるようになりました。」


【テーマ5】取引先や地域からの反応

濱田
「社員だけでなく、取引先の顧客や地域社会も、今回のM&Aをどのように捉えているか気になるところです。何か具体的な反応はありましたか?」

佐藤代表
「大口の取引先には事前にご挨拶をしていたので、驚きよりも『ほう、そういう展開になるのか』という関心が強かったようです。中には『今後は別の地域の案件でも対応可能になるの?』とか『デジタル施策も一緒に相談できるの?』なんて、早速新しい相談を持ちかけてくれるお客様も出てきました。
地域の中小企業や行政案件についても、“これまでの取引の延長で安心して任せられる”という声が多いですね。やはり、会社そのものが無くなったり工場が閉鎖されたりするリスクが減ったことで、地域の皆さんもホッとしている部分はあるんじゃないかと思います。」

濱田
「なるほど。印刷所が地域から消えてしまうと、やはり地元の企業や自治体としては不便だったり、緊急対応が難しくなったりしますよね。そういう意味では、A社グループのバックアップを得た今の状態のほうが、むしろ強固かもしれません。」

佐藤代表
「そうだと思います。これまで私たちは資金繰りの問題で、新しい機械導入やデジタルシステムへの投資に踏み切れない部分がありました。でもA社という“後ろ盾”があることで、取引先にも自信をもって提案できるようになったし、納期対応や品質管理の面でも以前より安定した体制を構築できそうです。
地域にとってもメリットがあるM&Aになれば嬉しいですね。長年お世話になってきた土地ですし、地元企業の存在価値は大きいと思いますから。」


【テーマ6】成約後の書類作業や手続き

濱田
「成約後も、何かと書類作業や名義変更などの事務処理はつきものかと思います。実際にこれらの作業で大変なところはありませんでしたか?」

佐藤代表
「いやぁ、正直まだ少し残っていますよ(笑)。名義変更や銀行手続きなど、A社に引き継げる部分はなるべくお任せしているんですが、私の個人的な保証契約の抹消とか、工場の不動産権利関係で必要な書類なんかは、私自身が動かなければいけないこともあって。
でも、濱田さんや御社のサポートもあって、かなり助かっています。当初の想定よりはスムーズに進んでいるので、あとは細かい作業をコツコツこなしていくだけですね。」

濱田
「銀行との借入金の引き継ぎや債務保証の解除などは、M&A後もしばらく時間がかかることがありますね。お疲れさまです。書類作業は地味ですが、とても大事なプロセスですし、トラブルを起こさないよう慎重に進めたいですね。
私どもも引き続きフォローしますので、わからないことがあったら遠慮なくお知らせください。」


【テーマ7】M&Aがもたらした心境の変化

濱田
「さて、佐藤代表にとっては、何十年も自分で背負ってきた会社を譲るという一大決断を経て、実際にクロージングを終え、成約後数カ月が経った今、心境の変化というか、ご自身のなかで“今どんな気持ちでいるのか”を教えていただけますか?」

佐藤代表
「そうですね……正直、最初は“M&A”という単語自体に抵抗がありました。『会社を売るなんて……』と後ろめたさを感じたり、社員に申し訳ない気持ちがあったり。でも、いざ動き出してみると、私が思っていた以上にM&Aはポジティブな手段だとわかりました。
クロージングから数カ月経った今は、“ホッとした”が一番近い感情です。もちろん愛着はありますし、“もう自分が社長じゃない”という寂しさもゼロではありませんが、それ以上に『会社がしっかり次のステージに行けそうだ』という安心感が大きいですね。」

濱田
「素晴らしいですね。社員の方々も仕事に集中できるようになっているんじゃないでしょうか。社長が不安そうにしていると、組織全体に影響が出ますが、佐藤代表はむしろ“今後に期待”というポジティブな雰囲気を振りまいていらっしゃるようですし。」

佐藤代表
「そうかもしれませんね(笑)。今思えば、私自身が『次の大きな設備投資をどうするか?』『人材をどう育てるか?』といった課題を抱えながら、将来に不安を抱えていた時期は、無意識に顔や態度にも出ていたかもしれません。
でも今は“新オーナーのもとで、こうやって進めましょう!”という方向性が明確になっているので、社員にも自然と希望が湧いているんじゃないでしょうか。そういう意味では、M&Aは経営者にとっても社員にとっても、新しい活路を開く手段だったんだと実感しています。」


【テーマ8】今後の展望と課題

濱田
「成約後の数カ月を経て、これから先、会社がどのように成長していくのか楽しみですね。一方で、まだ課題や懸念もあるかと思います。今後の展望や、逆に不安に思う点などありましたら教えてください。」

佐藤代表
「楽しみはたくさんあります。まず、A社グループのネットワークを活かして、これまでアクセスできなかった顧客層にアプローチできるのは大きい。特に私たちは地方拠点としてコツコツ営業してきましたが、A社の支店やパートナー企業を通じて、首都圏や他地域の大手企業と直接繋がる可能性が広がりました。
課題としては、やはり“社内のデジタル化”と“社員の意識改革”ですね。ベテラン勢は紙やフィルムの作業に慣れているので、急速なIT化に追いつくための研修やサポートをどう進めるかがポイントになりそうです。
また、若手社員はITリテラシーが高いけれど、“印刷の基礎”に対する理解が浅い人もいます。新しいことを取り入れながらも、“職人技”に近いオフセット印刷のノウハウをどう継承するか――そこがうまくかみ合えば強い組織になると思うんです。」

濱田
「なるほど。ベテランと若手が協力し合って、お互いの得意分野を伸ばしていくのが理想ですね。その橋渡しも、佐藤代表のような立ち位置の方がいるとスムーズに進むと思います。
A社としても投資やシステム導入を進める際、どうしても時間がかかる部分はあるでしょうから、短期的な成果だけでなく中長期的な視野で変革を遂げていくのが大切ですね。」

佐藤代表
「はい。焦らず、一歩ずつ着実に進めていきたいですね。なまじM&Aで新たな資本やノウハウが入ったぶん、“急激な変化”が起きてしまうと、現場が追いつけずに混乱する可能性もある。だから“変えるべきところは変える、守るべきところは守る”というバランスがカギだと思います。
私はこの先1~2年は顧問として会社の状況を見守り、軌道修正が必要な場合にはできる限りサポートしたいと考えています。それが終わったら完全にリタイアして、家族との時間を大事にしたいですね。」


【テーマ9】同じような状況の経営者へのメッセージ

濱田
「では、佐藤代表のように“後継者不在”や“設備投資の限界”に悩みつつ、“70歳近くまで経営を続けてきた”という中小企業オーナーは非常に多いと思います。最後に、そういった方々に向けて何かメッセージやアドバイスをいただけますでしょうか?」

佐藤代表
「そうですね……私から言えるのは、“M&Aをもっと前向きに捉えてもいいんじゃないか”ということです。私も最初は『会社を売るなんて、後ろめたい』『社員や取引先に申し訳ない』と思っていました。でも、実際にやってみて思うのは、“むしろ会社や社員を守るための手段”としてM&Aが機能したということ。
特に印刷業界は、デジタル化やペーパーレスの波で厳しい局面を迎えています。いろんな経営努力をしても、時間的にも体力的にも限界がある。そこで“自分が倒れるまで背負い続ける”のではなく、“元気なうちに第三者へ託す”という選択肢があってもいいと思うんです。
大事なのは、『どういう会社に託したいか』というビジョンを明確にすること。社員の雇用を守りたいのか、地元に根付いたサービスを維持したいのか、あるいは新しい分野にチャレンジしたいのか。そこをしっかり持っていれば、必ずしも“高値で売れるかどうか”だけにこだわらずに済むし、仲介会社や買い手との交渉もスムーズになるはずです。」

濱田
「私たち仲介会社も、経営者の方々が持つ“想い”や“譲れない条件”をどう買い手に伝えていくかを大事にしています。そこが上手くマッチングすれば、佐藤代表のように社員にもメリットのあるM&Aを実現できる可能性が高い。
本当に、佐藤代表の事例は“会社と社員を大切にした第三者承継”の好例だと思います。改めてお疲れさまでした。」

佐藤代表
「いえいえ、こちらこそ濱田さんには大変お世話になりました。私ひとりだったら、とてもここまでスムーズに進められなかったですよ。知識も時間も足りなくて、途中で挫折していたかもしれません。
もしこのインタビューを読まれている方がいらっしゃるなら、“まずは仲介会社や金融機関、専門家に相談してみること”をおすすめします。自分が思っているほど敷居は高くないですから。」


【テーマ10】インタビューを終えて

濱田
「それでは、最後にもう一度、今回のM&Aで得たものを一言でまとめるとしたら、佐藤代表は何とおっしゃいますか?」

佐藤代表
「そうですね……一言で言うなら、“安心と希望”でしょうか。社員を守る安心、新しい事業展開への希望、そして私自身の生活にゆとりが生まれたという喜びもあります。
これから先も、会社は進化し続けるでしょうし、私が顧問として役立てることがあれば喜んで協力します。最終的には新体制に全面的にバトンタッチして、私は元社長として“陰から見守る”立場になる予定です。でも、そのときに『あのときM&Aを決断して本当によかった』と心から言えるよう、残りの期間も全力でサポートしますよ。」

濱田
「素晴らしいお言葉、ありがとうございます。私としても、佐藤代表と二人三脚で進めたこのM&Aが、こうして良い形で落ち着いて本当に嬉しいです。
これからも何かあればいつでもお声がけください。佐藤代表の会社のさらなる発展を心から応援しておりますし、私たちもできる限りのサポートをさせていただきます。」

佐藤代表
「ありがとうございます、濱田さん。今後ともよろしくお願いします。さっそくですが、来週A社から新しい機械の導入に関して協議するから参加してほしい、と連絡があったんです。まだまだ忙しくなりそうですが、楽しみでもあります。ぜひご協力ください。」

濱田
「もちろんです。いつでもお呼びください。私も新しい印刷機に興味がありますからね(笑)。今日は長時間お付き合いくださり、ありがとうございました。」

佐藤代表
「いえいえ、私もこうやってお話しできて、改めて整理がつきました。これからもよろしくお願いします。」